【実機レビュー】ダイソーのダクトレール用スポットライト照明【コスパ最高】

【実機レビュー】ダイソーのダクトレール用スポットライト照明【コスパ最高】

ダイソーにて売り出しているダクトレール用のスポットライト。550円(税込)と破格だったので買ってみたのでレビューする。

結論としては「質感も良く機能は必要にして十分」というものだ。デザインは非常にシンプルで良いし、なによりめちゃくちゃ安いので、試しに買ってみるレベルで使ってみるのは充分にアリだと思った。

この商品はLED電球が別売なので、同じくダイソーにてLED電球(税込330円!)も買ってみた。

パッケージ

パッケージ写真。550円(税込)

口金はE26。いわゆる普通の電球だ。E26の他にもラインナップとしてE17という小口径の物も売っていた。また、色は白と黒が選べた。その他、ダクトレールからの吊り下げ長さが長いロングタイプも同価格(税込550円)で売っていたが、今回は短いタイプの物を選んでみた。

消費電力25Wまで、と書いてあり、LEDではない白熱電球のワット数表記に慣れていると最低でも「40Wは欲しい」とか思ってしまうのだが、LEDの場合は白熱電球60W型相当で消費電力が6.6Wなので、暗すぎるLED電球しか選べないということは無さそうだ。

E26の口金を選んだのは、あとでスマートホームに対応したPhilips HUE等の電球に置き換えを想定したためだ。HUEもE17口金タイプの商品が出ているようだが、口金タイプのシェアは恐らくE26のほうが高く、HUEの選択肢を増やしておきたいという考えもある。

なおこの商品はLED電球専用となっており、過去の経験から「LED電球は1,000円以上する」と思ったのだが、ダイソー店内でLED電球が220~330円(税抜)で売っており、「やるなダイソー」と感心させられた。ダイソーのLED電球が500円以上だったら、恐らくこのダクトレール用ソケットも買っていなかったことであろう。ダイソーの価格競争力は恐ろしいほど高い。

開封してみる

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開封後の写真

開封すると本体と説明書のみが入っているシンプルな構成だ。本体の重量は120g。持ってみても非常に軽いことがわかる。

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梱包されていた袋から取り出した状態

質感はそれほど安っぽくない。アームの部分もメタリックであり、「100均でとりあえず買ってきました」感は微塵も感じられない仕上がりである。

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文字記載部の拡大写真

製品上部に書かれている文字が読むと、株式会社ヤザワコーポレーションの500ROOMLIGHT6という製品のようだ。今回初めてヤザワコーポレーションという名前を知ったが、インターネットで調べるとホームセンター等のOEMとしてLED照明を生産している会社ということがわかった。

この製品もダイソーがヤザワコーポレーションへ依頼してOEM生産している商品ということだろう。

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口金部分アップ写真
(参考)説明書

LED電球パッケージ

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LED電球のパッケージ

続いてはダイソーで購入したスポットライトに取り付けるLED電球のパッケージだ。白熱電球で60W相当の物を買ってみた。理想は100W相当が欲しかったのだが、残念ながら売っていなかった。それにしてもLED電球が税込330円で買える時代が来るとは思わなかった。何度も言うがダイソーの価格競争力は恐ろしい。

LED電球の選択肢は、この他にも色味の違いとして電球色が有った。今回は作業灯として使うため物の色が正確に見える昼光色を選ぶことにした。また、明るさは40W相当も売っていた。

その他、本LED電球に記載のある「広配光タイプ」というのは、いわゆる拡散タイプとも呼ばれ、幅広く周囲を照らすタイプである。対して集光タイプというものがあり、主に絵画や花を飾り、スポットライトを当てる使い方もできる。しかし今回は集光タイプが売っていないこともあり、また拡散タイプのほうが目的に沿っていたので、拡散タイプを選んだ。

売り場には「人感・明暗センサー付」LED照明も550円(税込)で売っていた。なんとセンサーが付いてもプラス220円(税込)の価格で買えるのである。ダイソー恐るべしである。

LED電球

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LED電球

口金E26、60W相当、昼光色、拡散タイプのLED電球である。

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「DAISO」のロゴ入り
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口金部の方向から撮影

ソケットとLED電球を装着

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ソケットに電球を取り付けた

ソケットへLED電球をねじこんで取り付けた。

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90度曲げ

アームは最大90度近くまで曲げることができる。また、アームは回転可能であり、好きな方向に向けることができる

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45度付近で曲げてとめる

0~90度の間で自由に角度を変更することができる。そのまま角度は維持される。

ダクトレールへ取り付け

いざ、ダクトレールへ取り付けしてみる。

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ダクトレールへ取り付けた状態

ダクトレールへの取り付けは、向きがあるので注意して欲しい。ダクトレールの左右には凸部(とつぶ)の有無があり、凸部の無い方から90度ひねってソケットを取り付ける必要があるのだ。

上記の写真では分かりづらいと思うので、以下をご覧いただきたい。

ダクトレールの凸部

本当によく目を凝らさないとわからないのだが、ダクトレールは左右非対称であり、凸部の有無が有る。ダクトレール用ソケットの基本ルールとして、「凸部の無い方にソケット突起部を合わせ、90度捻って取り付ける」必要があるのだ。今回取り付けしてみて、ようやく理解した。

スポットライトの説明書より抜粋
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取り付け後の写真
首を振ってみた

点灯

点灯状態

壁スイッチONにして点灯してみた。60W相当。かなり明るい。書類の読み書きや、机上での細かな作業用に今回のLED電球とスポットライトソケットを購入してみたが、60W相当でも充分な明るさを確保できることがわかった。

買うべきか

買うべきである。コスパ最高である。LED電球についても非常に良いのでぜひとも買うべきだ。

ついにダクトレール対応製品まで売り始めたダイソー。しかもプライベートブランド扱い。本気である。今後の製品展開も大いに期待できそうだ。

デザイン:★★★★☆
明るさ:★★★★★
価格:★★★★★
操作:-