【どれが良い?】ネット副業を本業にする4つの方法
- 2024.01.03
- 副業
現状の説明
私は副業をしようとしている。本業に致命的な不満があるわけではない。しかし、本業を始めた10数年前と比較し、もっと自由に働ける場はあるのではないか?と日々思うようになり、副業で独立したいと強く思うようになった。私の会社は、副業禁止である。世の中的には副業解禁の波が押し寄せてはいるが、いつ我が社が解禁になるのかは不透明である。最悪の場合、解禁にならないかもしれない。
転職も考えた。しかし、現在努めている本業の職場は本当に良い環境であり、職場環境という面では何ら不満は無い。細々とした不満は挙げたらきりがないが、それはどこに勤務したところで1つや2つは出てくるものである。なので結論としては転職ではなく独立をする形にしたい。
副業はインターネットで完結するものを
副業は、インターネットで完結するものにしたい。これは理想論かもしれないが、できれば人との繋がりを極限にまで減らした形でビジネスを行いたい。なぜ人との繋がりを避けるのか?それは、私が余り人付き合いが得意ではないためである。人付き合いは嫌いではないのだが、恐らく平均以上に人と話すことに対してエネルギーを消耗する性質であると思っている。要は「疲れる」から、なるべく避けたい、という希望である。
インターネットで完結する副業、難しいイメージはあるが、成功者は確実に存在する。私も成功する可能性はある。その夢を見させてくれるだけで、素晴らしい時代になったなぁ、と感慨深い。
副業はどんなものがあるのか?
調べてみた。ざっと以下のとおり
- Kindle出版
- youtube配信
- noteで有料記事を書く
- udemy等で講座を持つ
- ランサーズ、ココナラで仕事を受注する
- ブログアフィリエイト
最も理想に近いのはブログアフィリエイトである。なぜなら再現性も高そうなノウハウが大量に存在するため、私でも収益化ができそうと考えるためだ。
次はKindle出版。これは個人の「箔」をつけるためには非常に有効な手段であると思った。人に対する信頼性という観点で、本を出版している人間と、出版していない人間、単純に比較したら、大多数の人が本を出版している人の方が信頼性が高い、と判断するのではないだろうか。本という権威に理由もなくひれ伏すのが大衆の心情であろう、と考えている。
その他、youtubeもnoteも魅力的だ。
ただし、ランサーズ、ココナラは効率が悪いと思える。基本的にそこで私=受注者側が提供するのは労働力であり、本業と同じくフロー型の仕事をしているに過ぎないからである。フロー型とは平たく言えば「時間の切り売り」をして報酬を得るタイプの業務体型だ。
インターネットを用いた副業の最大のメリットはストック型の仕事ができることであるため、その旨味を活かせていないケースが発生しうる点で、他の副業よりもやや劣るように思われる。
自分で作り上げたストック、ブログで言うところの記事が資産となり、自分のかわりに稼いでくれるという状態を作り上げることが理想形だ。ただし、ランサーズやココナラで受注したプロジェクトにおいて、何らかの形として残る成果物があるプロジェクトの受注、かつ著作権を放棄しない形であれば、それはつまりストック型の資産を持つことにもつながるため、一概にだめとは言い切れない。またそのような仕事を受注することで本人の実績も積まれ、名が売れる旨味もある。
いきなり副業で独立は無理ゲーである
現状で説明したとおり、我が社は副業禁止である。どれだけ世の中に素晴らしい副業のネタがころがっていようとも、会社に黙って副業をして、収益が発生して会社にバレてしまったとしたら契約違反となり、クビになっても文句は言えない。
しかし、いきなり会社を辞めて副業を開始したとしても、インターネットの副業は基本的に収益化という実を結ぶまでには時間がかかる性質を持っている。バイトして即日給料を受け取る、という形式にはなっていないのである。少なくとも半年~1年は、無収入でひたすらコンテンツを作り続ける覚悟が必要だ。ストック型の資産は、すぐには実を結ばないというのが業界の定説だ。
また、自分にそもそもインターネット副業の素質があるかどうか、も見極める必要がある。素質がなければ、必死にコンテンツを作り続けたところで、収益には結びつかない。ましてや生きていくために必要な年収400万円程度の収入を得るためには、それ相応の準備と、日々変わりゆく情勢をキャッチアップするために勉強を継続する姿勢を欠かすことはできないだろう。
ここで、大いなる矛盾が発生していることに気づいた。それは、「本業しつつ、副業をして稼いだらクビになる。しかし、会社を辞めた後に副業を開始したところで、儲かる保証はどこにもない」というものである。副業で稼いじゃいけない、でもそれを守っていたら、いつまで経っても副業はできないじゃないか、というジレンマである。
副業は無報酬で名を売る
そこで、たどりついた結論は以下の通りである。
- 本業を継続しつつ、コンテンツを量産、公開する
- 世の方々のレビューを頂く
- 名を売る
- 報酬は得ない
上記を満たす副業を開始する、というものである。
その後、名が売れて個別に出版や個別案件等のオファーが来たら、それを受けて独立する、というプランである。
条件を満たす副業はどれか?
上記の条件を満たすインターネット上の副業はどれなのか、改めてリストから判断する。
- Kindle出版
- →デフォルトは99円出版だが裏技で0円出版がOKのようだ
- youtube配信
- →Googleアドセンスに登録しなければ収益化されない仕様のためOK
- noteで有料記事を書く
- →0円記事で公開しつつ、独立後に有料化すればOK
- udemy等で講座を持つ
- →未調査。0円講座?労働力の負担が重そうなので一旦保留。無しよりのNG
- ランサーズ、ココナラで仕事を受注する
- →未調査。しかし仕事=収入と思われる。NG判断
- ブログアフィリエイト
- →独立後にいきなりアフィリエイトバナーを貼って予想通りの収益を得られるのか?は不安
4つについてOK判断した。以下、個別にレビューしていく
第1位 Kindle出版
0円で本を売れる方法を今日見つけた。概要は楽天koboで0円にて出版し、同内容でkindleにも出版する。そしてkindle側で「プライスマッチ」という価格設定を行い、楽天koboでの価格を示せば、0円で出版できるというものである。
これによりKindleユーザに対して本を提供することができる。しかも無報酬で。これは、本当にすごいことである。まさに奇跡である。Kindleは電子出版業界で非常に大きな位置を占めており、ここで出版できるかできないかは0と1くらいの違いがあると思っている。
惜しいのは上記のように裏技的な方法を使わないと99円以下での出版ができないこと。米国では0円で出版できる?といった事実もあるようだが、いずれにしても0円で出版したいという奇特な人はそうそう多いものではないので、仕方ないと受け入れるべきである。
この0円出版を経て知名度を獲得したら、その影響度を駆使して様々な展開ができると思う。出版したジャンルについては「スペシャリスト」を自負しても良いだろう。その権威性を活かしながら、ブログアフィリエイトやリアル出版への道を歩んでも良いかもしれない。Kindleで得た知名度は効果抜群である。
Kindle出版に関する本を多く読む限り、Kindle出版「だけ」で食っていくことも可能なようだ。
第2位 note出版
これもKindleと同じく多くのユーザを持つnoteで記事を作成し、無料で公開しつつ独立をきっかけに有料化するというプランだ。記事を量産することで、Kindleと同様、名が売れるという点も嬉しい。また、無料記事で得たファンは有料化しても一定数はついてきてくれるだろう。
しかしながら、私自身がnoteで記事を購入した経験が無いため、一体どのような層にどのような記事が売れるのか、というのが分析ベースでしかわからず、肌感覚で掴むことができていない。なので「このジャンルを書いていけば無料から有料化してもOKだろう」という道筋をえがくことができていないのだ。
Kindleとnoteをうまく組み合わせるモデルを研究すれば、なにか答えが見つかるのかもしれない。noteの市場はとても大きい。活用しない手はない。
引き続き、研究していきたい。
第3位 ブログアフィリエイト
これは「無報酬ではなくてはならない」という条件さえついていなければブッチギリで1位になるべき存在であった。「無報酬ではなくてはならない」というのは想像以上に、というか天罰レベルで厳しい縛りであることを痛感した。
ブログアフィリエイトとはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の提供する広告記事のバナーをブログに貼って、そのバナーから発生した契約についてバナー掲載者に一部金額を還元するという仕組みである。わかりやすい仕組み、かつ成功時の金額的メリットが大きいということで、世の中の多くの人がブログアフィリエイトを飯のタネにしているであろう。ノウハウ本も非常に沢山出回っており、書いてある内容も「これならできる」というレベルでリアルであり、読んでいて行動意欲が刺激される。刺激されまくる。インターネットで完結する副業を探しているならば、ブログアフィリエイトは絶対に無視できない存在である。
惜しむらくは、バナーを貼ることが即収入に繋がってしまう点である。これは避けることができない。回避方法として報酬をポイント(例えば楽天ポイント)等で得ることもあるようだが、その方法までは調べきれていない。
また、これも「無報酬ではなくてはならない」という点に絡むデメリットなのだが、いくらアフィリエイト案件の記事をうまく書けたところで、バナーを貼らない限り、そのページが一体何件の成約を生み出しているのかが分析できないという点である。記事そのものに対するアクセス数はGoogleアナリティクス等で把握できるものの、成約数についてはASPでしかわからない。なので、独立後に意気揚々とバナーを貼ってみたものの、期待していたような成約数ではなかった、というケースも発生しうるのである。これは、非常に怖いことである。
第4位 Youtube配信
第1~3位と異なり基本的に動画でコンテンツを作成する。登録者数や再生数を把握する仕組があるため、収益化せずにコンテンツを量産し知名度を上げつつ、独立と同時に収益化した場合で収益が予想と実績でそれほどずれこむことは無いという点で魅力的である。また、ファンを増やせばYoutube一本でやっていけるくらいの収益を得ることもできそうだ。
しかしながら動画コンテンツ作成は文字メインによるコンテンツ作成と比較して大きく時間を割かれる。文字以外の情報を提供するため身バレについてもより対策が求められる。その手間とリスクを許容できれば、Youtube配信に力を注ぐこともまた一考の価値がある。
まとめ
以下を現時点の最適解とする。
地道にKindleにて0円の出版を重ねる。読者つまりダウンロード回数が伸びてきたら独立する。運良くKindle出版で選んだテーマに関連するアフィリエイトプログラムがあれば、Kindle著者としてのブログを立ち上げて検索上位を確保するように務める。独立後にアフィリエイトプログラムのバナーをブログに貼る。
上記の逆算としてアフィリエイトプログラムからKindle出版で書くべきテーマを決めても良いかもしれない。
とにかく必要なのは自分の頭の中の知識をわかりやすい形でアウトプットし、それを記事に書きとどめて公開しておくことが何よりも大切だ。世の中に有益な本は多数あるが、9割の人間は読んで終わり、それ以上動くことは無い、とされている。動いたものが勝利を掴み取ることができる。とある本にはこう書いてあった
「ノウハウコレクターにはなるな」
ごもっとも。おっしゃるとおりである。
まずは、やってみる。これこそが未来を切り拓く唯一の手段なのである。
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